【夜葬】病の章 -53-

-52-はこちら     むせ返るようなインクの匂いに鉄二は鼻をつまんだ。     となりに歩いている窪田は涼しい顔で鼻をひくつかせている。懐かしさを感じているのか、どこか気持ちよ … 続きを読む 【夜葬】病の章 -53-